ご挨拶

コーポレイトディレクション(CDI)は、1986年に業界初の日本をベースとする独立系の経営戦略コンサルティング会社として、東京でスタートしました。
以来ほぼ四半世紀にわたり、500社を超えるクライアント企業へのコンサルティング実績を積み、その経験を通じて日本ベースのコンサルティング会社ならではの独自のサービス・コンセプトとコンサルティング・スタイルを築き上げてきたものと自負しております。

しかし、この激動の四半世紀の間に、世界の経済環境と経済地図は大きく変化しました。国内市場の成熟した日本の経済・経営は、あらゆる面で海外市場・経済と不可分の度合いを増し、ボーダレスでグローバルな競争の場に否応なしに深く組み込まれつつあります。
特に、今世紀に入ってからのアジア市場・経済の存在感の拡大は、2つの意味を持つものと言えるでしょう。

  1. 政治的な火種を抱えながらも、極東ロシア~朝鮮半島~中国~台湾~東南アジア(ベトナム、タイ・・・)~インドに至る巨大な経済圏が、2020年頃までに誕生することはほぼ確実です。日本を含むアジア企業にとって、技術開発・商品開発、生産から販売に至る事業活動全体の組み立てを、この経済圏全体を見渡し、念頭に置きつつ構想することが求められるようになります。国内市場が成熟した日本の企業にとっては、この必要性は最も顕著です。
  2. 巨大な東アジア経済圏の出現は、従来の世界を支配した西洋の経営文化とは異なる、新たな「経営文化圏」の出現をも同時に意味するのではないでしょうか。西洋の経営文化・経営手法の移入という次元を超え、巨大な経済規模を背景にしたアジア圏オリジナルの経営文化・経営手法の土壌が形成されるはずです。日本企業は、西洋的ではないオリジナルの経営文化・経営手法の形成・移出という点においては、先駆者です。その日本企業の「経営力」が、本格的に試される時代が来ます。

経営コンサルティング会社としてのCDIも、この2つの意味でクライアントのニーズに応え、また経営文化の媒介者としての役割を果たせることを使命と考えて、これからの四半世紀の間に、「日本ベースのコンサルティング会社」から「アジアベースのコンサルティング会社」に進化することをめざします。

その第一歩を標したのが、この析道(上海)管理咨询有限公司です。
単なる出先拠点ではなく、上記のニーズに対応した新しいコンサルティング・サービスの創造の拠点として、人員・体制の充実に努めておりますので、是非とも御活用いただけますようよろしくお願い申し上げます。

析道(上海)管理咨询有限公司
董事長総経理 石井 光太郎

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